~ 安心で安全な空間創りのために


 

従来の防火扉では、遮煙性能を満たせません。防火扉は、安全な引き戸の時代。
極めて発生しにくい閉鎖障害。危険防止装置で安全性確保。確実な遮煙機能。
ハイブリッド ドアコンは、一般社団法人文教施設協会の推奨学校施設優良部品です。

 


 

広く取れる有効スペース

作動範囲が「円」の開き戸は有効範囲を狭くします。
特に、階段室の踊り場の有効面積が厳しく問われます。
作動範囲が「直線」の引き戸は、このような心配がありません。
 

少 な い 管 理 面 積

防火戸の管理面積内に物品が置かれた光景をよく見ます。このことは重大な過失につ ながる危険性があります。
引き戸の場合はこのようなことがなく、建物 の管理がぐんと楽になります。
 

確 か な 遮 煙 性 能

特定防火設備にドアコンシステムの引き寄せ機構を加えると、強力な遮煙効果が得られます。閉まった時に扉全体が通路枠三方に引き寄せられ密着するため煙の入る隙間を遮断します。
 

 

 

対 風 圧 性 能

火災時の強制排煙の圧力差による風の力や、空調の風がドアに加わっても開き戸のように開いてしまうことが ありません。
ドアコンシステムは、風速20mの風に対しても支障なく作動閉鎖いたします。
 

バ リ ア フ リ ー

ドアコンシステムを採用した引き戸ならば、ハンガー戸車による上部2点吊りのため、タワミ・ネジレの心配がなく 下枠のない潜り戸が可能になります。車椅子やお年寄り、幼児の避難に重大な支障となりません。
 

地 震 に 強 い

開き戸は地震の際に、ドア先端が垂れ下がり自閉できなくなる恐れがあります。また磁石で保持している場合は 弱震による誤作動もありえます。引き戸はハンガー形式であり、ドアコンシステムは機械式保持のため、地震に強いのです。
 

 閉鎖障害における最良・最善のシステムが ハイブリッド・ドアコン です。 


    • 常時閉鎖型と、煙感知器と連動して自動閉鎖する常時開放型(随時閉鎖式)の2種類があります。
    • 階段室には、常時閉鎖型なら閉鎖障害がほとんどありません。
    • EV前には、片引きタイプと、引き分けタイプがあります。
    • 設計最大サイズでも40N台の軽い解放力を実現しました。

 


    • 潜り戸を設けることで、扉面積が3㎡以上の大開口に対応可能です。(扉重量は300kg以下)
    • EV前や面積区画の扉には、敷居なしの車イスが通れるバリアフリー仕様の潜り戸、階段室等には敷居付きの潜り戸があります。
    • 潜り戸も遮煙性能値をクリアしています。
    • 常時開放型(随意閉鎖式)のみとします。

 
 

 

機能 性能 設置場所
引き戸形式 閉鎖方式 耐火性能 対応機種

 片引き戸
 引き分け戸(中心)

 常開 (随時閉鎖)
 常時閉鎖

 防火設備(網入りガラス窓付)
 特定防火設備 (ガラスなし)

 NK1

 階段室

 片引き戸
 引き分け戸(中心)
 (潜り戸付)
 常開
 (随時閉鎖)
 防火設備(網入りガラス窓付)
 特定防火設備(ガラスなし)
 NK2  階段室

 片引き戸
 片引き+潜り戸
 引き分け戸

 常開
 (随時閉鎖)

 防火設備 (網入りガラス窓付)
 特定防火設備 (ガラスなし)

 E1・NE
 N1・H1

 エレベーター前
 階段室
 その他面積区画

 片引き+潜り戸
 引き分け戸

 常開
 (随時閉鎖)

 型式適合認定品
 特定防火設備 (耐熱ガラス窓付)
  ※機種による

 E1・NE

 エレベーター前
 階段室

 2枚片引き戸

 常開
 (随時閉鎖)

 防火設備 (網入りガラス窓付)
 特定防火設備(ガラスなし)
 ※機種による

 E1

 エレベーター前

 片引き戸

 常開
 (随時閉鎖)

 型式適合認定品
 特定防火設備 (耐熱ガラス窓付)
 ※機種による

 E1

 エレベーター前